まもなく確定申告の時期ですが、年金を受けている人は確定申告が必要なのでしょうか
【回答】
年金額が400万円以下であり、年金以外の収入の所得額の合計が20万円以下であれば確定申告は必要ありません。
しかし、確定申告書を提出する義務のない人でも、年金から所得税を差し引かれている人は、社会保険料控除などを受けずに所得税計算がされているので確定申告をすることによって、納め過ぎの所得税の還付を受けることができます。
税額計算における各種控除は次のものがあります。医療費控除、社会保険料控除、生命保険料控除、地震保険料控除(火災保険料は控除対象外)、住宅ローン控除、寄附金控除、災害などの損失について雑損控除等々があります。
これらに当たる人は確定申告をしてください。税金が戻ってくる可能性があります。なお、この申告は5年前の分までさかのぼってできます。