思い出の映画紹介

思い出の映画紹介

『カティンの森』

1943年4月第2次大戦中「モスクワ近郊カティンの森でポーランド人2000人余りの虐殺遺体を発見」と、ドイツ軍が発表した。当時ポーランドはソ連とドイツ両国から攻められていた。これはドイツ軍がソ連に罪をかぶせるためにやったことだと、ドイツ軍は...
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「映画が恋した音楽家 モリコーネ」

この映画はエンニオ・モリコーネの作曲の秘密に迫ったドキュメンタリーである。私がモリコーネの名前を知ったのは高校生の頃。テレビで「荒野の用心棒」の予告編が流れて、腰高の拳銃のグリップが大写しになり、次の瞬間、イーストウッドが4人の敵を見事な早...
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『自転車泥棒』

第二次大戦後のイタリア。混乱と貧困、将来への不安の中で懸命に生きる人々。 主人公アントニオは妻と6才の息子の3人家族。永い失業の苦しい生活の中で、アントニオはやっと映画ポスター貼りの仕事を手に入れる。仕事には自転車が必要だった。妻も喜び、家...
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『ラーゲリより愛を込めて』

映画主人公の山本幡男さん(二宮和也)が死の病床で、家族他に宛てた4通の遺書を、終戦11年目にダモイ(帰国)した捕虜仲間が遺族に届ける迄の実話です。 ロシア語が堪能な為、スパイ容疑で長期シベリア抑留、苛酷なラーゲリ(捕虜収容所)生活に。ソビエ...
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『おばあちゃんの家』

昨年12月号掲載の「風の丘を越えて」の記事を読み、それは私が初めてみた韓国映画だった。その時の感動がまざまざと蘇り、そして思い出したのが「おばあちゃんの家」だった。 この映画を観終わったときの深い充足感をどう表現すればよいのだろうか!私たち...
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『砂の器』

「砂の器」は松本清張の長編推理小説が原作。 1974年に松竹で映画化され、映画館などで7~8回は見ました。家でもDVDで年に1~2回は見るのでこれまで何回見ただろうか。 野村芳太郎監督の不朽の名作だが、見どころの第1に脚本の素晴らしさにあり...